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ゲームミニ情報
長宗我部元親【前半】【後半はコチラ】

1539年、長宗我部氏の第20代当主・長宗我部国親の嫡子として岡豊城に生まれる。
1560年、土佐郡朝倉城主の本山氏を攻めた長浜の戦いにおいて初陣する。遅い初陣であったが、元親は長浜表において本山勢を襲撃した長宗我部勢に加わり、自ら槍を持って突撃するという勇猛さを見せたといわれる。
翌月、父の国親が急死すると、家督を相続して長宗我部家第21代当主となる。
元親は剽悍な半農半兵の兵士である一領具足により兵を動員して勢力拡大を行なうことが多かった。
土佐国司で幡田郡中村城を中心に影響力を持ち中村御所と呼ばれていた公家大名一条氏と共同し、1562年にも朝倉城攻めを行う。
1563年には美濃斉藤氏から正室を迎え、同年には弟の親貞に吉良氏を継がせている。また、弟の親泰は父の生前に香宗我部氏を継いでおり、東土佐の安芸郡を支配する安芸国虎とも戦った。
1568年には宿敵の本山氏、1569年には八流の戦いにて安芸氏をそれぞれ滅ぼした。
1571年には一条氏の家臣・津野氏を滅ぼして三男の親忠を養子として送り込み、家督を相続させることに成功した。
1574年、一条氏の当主・一条兼定を追放して土佐をほぼ制圧した。1575年に兼定が再起を図って土佐に攻め込んできたとき、一時、窮地に追い込まれたが、弟の吉良親貞の尽力のもと、四万十川の戦いでこれを撃破し、土佐を完全に統一した。
その後、中央で統一事業を進めていた織田信長と同盟を結び、伊予や阿波、讃岐へ侵攻していき、四国統一の準備を着々と進めるのであった。
阿波・讃岐方面では、畿内に大勢力を誇っていた三好氏が織田信長に敗れて衰退しきっていたが、十河存保や三好康長ら三好氏の生き残りによる反抗や、1576年の吉良親貞の早世などもあって、最初は思うように進まなかった。
しかし1577年に三好長治が戦死するなど、三好氏の衰退がさらに顕著になったため、阿波や讃岐に侵攻し、1578年には次男の親和を讃岐の有力豪族・香川氏の養子として送り込み、1580年までに阿波や讃岐の両国をほぼ制圧した。
伊予方面においては、軍代であった久武親信が1578年に伊予の岡本城攻めで戦死するなど、伊予の諸大名に頑強な抵抗に遭って、攻略は思うように進まなかった。
1580年、織田信長は元親の四国統一を良しとせず、土佐と阿波の所領安堵を認めて信長に臣従するように迫られるが、元親はこれを拒絶した。このため、信長と敵対関係になり、1581年には信長の助力を得た十河存保らの侵攻を受け、1582年には織田信長の息子・神戸信孝を総大将とした四国征伐軍が編成されるなどの危機に陥った。この元親に対する信長の政策転換が、彼と外交をしていた明智光秀の心を苦しめた為に本能寺の変に至ったという説もある。ともかく、信長の死で信孝は征伐軍を解体して撤退したので、元親は危機を脱する事ができる。
元親はその機に乗じて再び勢力拡大を行い、宿敵であった十河存保を中富川の戦いで破り、事実上、阿波と讃岐を支配下に置いた。
1583年の賤ヶ岳の戦いでは、旧織田氏家臣の柴田勝家と手を結んで羽柴秀吉と対抗する。
1584年の小牧・長久手の戦いでは、織田信雄や徳川家康らと結んで秀吉に対抗し、秀吉が送り込んできた仙石秀久の軍勢を引田の戦いにて打ち破った。

名言
「弓矢を執るの家、戦死を以て栄となす。悔い思うべきにあらず」


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